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幕末と明治の博物館 (茨城県東茨城郡大洗町磯浜町) [郷土博物館]

 3連休の最終日、久々大洗に行ってガルパン活動でもしようかな?常磐道で4月に購入した車のまだ一度も試していない自動運転モードを試したりしつつ東水戸道路の水戸大洗ICで降りて大洗市街へ、しかしこの日は断続的に強い霧雨が降るので街歩きには向かないな。車をめんたいパークに停めてお土産物色してから漁港近くのかあちゃんの店で甘い味付けの煮魚定食を食べて、街歩きが難しいならば幕末と明治の博物館に行こう。漁港側からですと大洗磯前神社脇を抜けて坂を上がる、神社の境内にも海の博物館があるのでまた来ないとね。坂の上に看板が有るので右折して進入、松林を抜けて奥の駐車場に車を停める。
看板が目印
 記念館創立の由来を見てから正面階段を上がり受付で700円払う、受付周辺が物販エリアでしてその奥にガルパン歴女チーム「おりょう」の等身大パネル。館内は撮影禁止ですがパネル周辺のガルパンコーナーだけ撮影が許されていたりガルパングッズを持っていると団体扱いで安く入場出来るらしい、物販コーナーから右手に進んで手前に映像ホールがあり長い動画と短い動画を手動で上映。私が入ったら上映が終わるタイミングでしたがわざわざもう一度最初から見るのもね、ホール隣にトイレが有ったので用を足してから総合展示室へ。
おりょう


 かなり期待をして行ったのですがなんとほとんどがパネル展示でちょっとガックリ、しかし一体大洗と幕末に何の繋がりがあるの?と言うのは水戸からほど近い場所と言う事で水戸学派関連の展示がほとんど、確かに入り口右手に藤田東湖像が立っていたわ。明治維新の原動力は水戸学派とでも言いたそうな内容でして、水戸藩って徳川御三家内の原理主義的存在過ぎてテロリストの温床になったイメージなんだけど。パネルを見ると吉田松陰筆頭に尊王攘夷論は水戸学派がバックボーンとあり成程そういう事か、どうも薩長土肥の尊王攘夷から開国へと論旨が転んで討幕と言う視点ばっかりな明治維新を水戸藩視点で見るのも面白いかもな。
藤田東湖
 展示の中央には桜田門外の変があり、司馬遼太郎の彦根藩の精鋭が十数名の浪士に負けて幕府の権威が地に落ちた云々と言う引用なんぞも。夏に世田谷区立郷土資料館で世田谷区北部エリアは彦根藩領だったと言うのを知ってご近所なので親近感を抱いていただけに残念、世田谷区と言えばこちらの展示への資料提供を松陰神社もしているそうで近日中に行ってみないとね、そう言う展示が有るかどうかはわかりませんが。奥の方には20年ほど昔のパソコンがありデータベースで幕末志士の検索が出来るのですが、今となってはシステムの古さの方が貴重かもしれない。

 しかし700円払ってパネル展示かよ?と思いつつ奥の間に進むとまた立派な部屋の真ん中に等身大だと言う明治天皇の銅像がありその背面に神武天皇の肖像画。なるほど元々はこの銅像と肖像画、それに奥の御下賜品を展示する施設だったのを後日水戸学派関連の展示を追加したのか。その聖像殿の先にあるビニールカーテンをくぐり抜けて常設展示室へ、こちらが御下賜品の数々でして、明治天皇や昭憲皇太后ゆかりの品々など。田中光顕伯爵の年代からいって大正天皇の皇太子時代の品々が多く、日記や作文を見るにちゃんと教育を受けた教養人だったのだなと。朝鮮の王様から送られた品々がそのまま下賜されているのもどうなのよ?とも思いますが、そう言う贈り物は家来に気前よくあげてしまう事が上の者に求められる振舞いなんだろうか。

 隣の間には幕末から明治の志士・元勲の書画が展示されていて、残念ながら風化して現代人には聞いた事の無い名前の人が多かった。その奥が企画展示室でして、大きな屏風はともかく蒔絵の家具なんぞは超絶工芸品で皇族の方々が使う道具と言うのは物凄いなと。こちらの展示はちょっと面白くて、土佐勤王党の武市半平太の描いた画とか。そう言えば画才のあった人だったのだよな、と言う知識を実際の作品で納得出来たのは素晴らしい。

 一番奥の部屋にはもうちょっと庶民文化が、昔の教科書の展示はそれほど珍しくもありませんが戦前の地元小学生が宿題で徳川慶喜についてまとめた一文には天皇家の為敢えて逆賊の汚名に甘んじて忠節を尽くし云々とあった。学校教育では全国共通の教材を使うのでしょうが、やはり地元の偉人には当時なら直接面識のあった人もいただろうし地方色が出るのだな。大洗町と那珂湊を結ぶ海門橋の歴史コーナーはちょっと感動した。それと旧大洗アウトレット内にある「まいわい市場」が「万祝」からきた言葉なのだなと知ったのも来て良かったです。

 外に出ると見学中にまたもやざっと降った様で車がずぶ濡れ、併設されるキャンプ場には人懐こい猫がいるので構いに行ったら手ぶらじゃ全然相手をしてくれなかった、ちゃんとおやつを持参しないとダメなのか。帰りは普段なら常磐道で睡魔に襲われて死にそうになりつつ必死に帰るのですが、自動運転にすると勝手に進むので疲れずに全然眠くならない。多少混雑しても車間や速度も自動調整するのでもう病みつきですよ、博物館は水戸学派視点が面白いので明治維新好きな人は一度は行くべきじゃないかなと。
全景

幕末と明治の博物館
http://www.bakumatsu-meiji.com/


タグ:大洗
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